オールドレンズとは?【デジタル一眼レフ&ミラーレス一眼の初号機探し】

世間一般で言われる「オールドレンズ」とは何を指しているのでしょうか。

一般的に言われるオールドレンズとは、フィルム一眼レフ用のレンズの総称だと考えています。
人によってその解釈は様々ですが、デジタル一眼レフ用レンズではない、過去のレンズを総称しているものと推定されます。

そもそも各社のデジタル一眼レフやミラーレス一眼の一番初めに発売された機種は、いつでどのようなものだったのでしょうか。
色々なウェブサイトを調査してみました。

 

目次(時系列)

デジタル一眼レフ
1999年09月 Nikon D1
2000年10月 Canon EOS D30
2003年09月 Pentax *ist D
2003年10月 Olympus E-1
2005年08月 Konica Minolta α Sweet Digital

ミラーレス一眼
2008年10月 Lumix G1
2009年06月 Olympus E-P1
2010年06月 Sony NEX-5
2011年09月 Pentax Q
2011年10月 Nikon 1 J1
2012年01月 Fujifilm X-Pro1
2012年10月 EOS M
2013年10月 Sony α7
2017年02月 Fujifilm GFX 50S

 

デジタル一眼レフ

画像クリックでメーカー公式ホームページへリンクします。


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1999年09月 Nikon D1 [Nikon F Mount]

意外にも最初の民生用デジタル一眼レフはNikonでした。

DXサイズ CCDセンサー266万画素、ISO200、400、800、1600までと大変潔い仕様ですね。

重量は1.1kgとあります。

希望小売価格が65万円とありますので、当時いかにこのカメラが高級だったのかが窺い知れます。


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2000年10月 Canon EOS D30 [Canon EOS EF Mount]

325万画素 CMOSセンサー、電池やCFカードなしで780gと比較的軽量です。

ミドルクラスを最初に持ってくるところがキヤノンらしいですね。


Captured by Original Catalog
2003年09月 Pentax *ist D [Pentax K Mount]

後発の強みで610万画素のCCDセンサー。

専用設計の像倍率0.95倍ファインダーのこだわりはさすが。


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2003年10月 Olympus E-1 [Four Thirds Mount]

この時期のオリンパスならではの斬新なデザインですね。

最新機のE−M1 MarkIIにも通ずるものがあります。


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2005年08月 Konica Minolta αSweet Digital [Minolta/Sony Alpha A Mount]

コニカと合併したミノルタが発売した最初で最後のデジタル一眼レフ機。

CCD 610万画素で、ボディ内手ぶれ補正機能「Anti-Shake」を搭載。

このカメラ持ってますが、とても良いカメラです。

黒バージョンもあります。


 

ミラーレス一眼


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2008年10月 Lumix G1 [Micro Four Thirds Mount]

おそらく世界初のミラーレスデジタル一眼レフ。

385gで世界最小・最軽量とのこと。当時としては驚異的な軽さですね。

プラスチックの質感が新時代のカメラという感じもします。


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2009年06月 Olympus E-P1 [Micro Four Thirds Mount]

同じくマイクロフォーサーズ陣営のオリンパスが発売した初めてのミラーレス機。335gと最小最軽量の記録を早々に更新しました。

この時点で最大4段分のボディー内手ぶれ補正機構を搭載していたことは驚異的です。


NEX-5
2010年06月 Sony NEX-5 [Sony Alpha E mount APS-C]

NEX-3と同時に発売されたソニーの記念すべきEマウントミラーレス機。

バッテリー&カードを含めても287gと、競合機より更に小型で、1420万画素のAPS-Cセンサーを搭載した革命的なカメラでした。

これのおかげで私はカメラにすっかりハマってしまいました。


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2011年09月 Pentax Q [Pentax Q Mount]

ナノ一眼との触れ込みで登場した極小マウントQ。

1240万画素のCMOS 1/2.3型センサーですが、最近見かけなくなりました。


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2011年10月 Nikon 1 J1 [Nikon 1 Mount]

1010万画素の1インチセンサーNikon 1マウント。

一時期V1を愛用してましたが、センサーが小さかったため高感度が厳しかったです。


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2012年01月 Fujifilm X-Pro1 [Fuji X Mount]

後発の富士フィルムから発売されたXマウント初号機。

光学ファインダーと電子ファインダーが切り替えできるのは今だにこのX-Proシリーズだけです。


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2012年10月 EOS M [Canon EOS EF M Mount]

後発のキヤノンが満を持して発売したMマウントミラーレス機。

公式ページが既にアーカイブされているのにも驚きました。

このマウントで2018年にフルサイズが出るのでしょうか?


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2013年10月 Sony α7 [Sony Alpha E Mount 35mm FullFrame]

業界を震撼させたフルサイズミラーレス1号機。

APS-Cとして登場したEマウントにフルサイズセンサーを搭載したことも大きな衝撃でした。


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2017年02月 Fujifilm GFX 50S [Fuji GF Mount]

中版ミラーレス一眼という新分野を開拓した新しいカメラ。

電子ファインダーまで取り外し可能という独特の機構で軽量化を図っています。


 

 

参考サイト
「ミラーレス一眼」10年史――初号機~最新モデルに見る、ミラーレス一眼の「これまで」と「これから」 | GetNavi web ゲットナビ
Wikipedia
価格.com

 

おおよそ主な国産で現行のデジタル一眼レフの各種マウントは上記のものでしょうか。

上記で紹介したデジタル一眼レフ専用に最適化されたレンズは、オールドレンズと言うことは難しいでしょう。
そのため、オールドレンズの定義としては、「おおよそ西暦2000年よりも前に生産されたフィルム一眼レフ用レンズ」と大別できます。

またフィルム一眼レフ以外にも、レンジファインダーカメラ用レンズ、シネレンズ、引き伸ばしレンズなど様々な用途で使われていたレンズもありますので、それらもオールドレンズとして含まれる場合があります。

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