世界のUS英字配列Loverのみなさんこんにちは。
構想3ヶ月、やっと完成しました。
私が2025年時点で理想と思うキーボード。

世界にキーボードは数あれど、それぞれのキーマッピングにはそれぞれ一長一短があり、自分の理想に近いキーボードを探求してみることにしたのが、2025年の年始。
ベースキーボード選定の経緯
ベースとなるキーボードは、Niz Atom66にしました。
キートップが交換可能な静電容量無接点方式のキーボードで、ネット上に一定の評価や情報が出ている物は、現状だとNiz Plumシリーズのキーボード一択だと思います。
構想開始までの1年くらいは、Niz X99を職場で使っていたので、キーボードの打鍵感や、キー配置などの感覚は既にある程度備わっている状況で、外にも気軽に持ち出せるサイズのものとして、極力キーが少ない構成のキーボードを探してみると、必然的にPlumシリーズで最もキーの少ないAtom66に選択肢が絞られました。

キーマッピング設定で苦労した点
Atom66は極限までキーを少なくしているため、一部のキーマッピングにクセがあります。
特に設定で苦労した点は、キーボード右上端のBackspaceキー。
右上端の1uキーに割り当てたり、2uキーに取り替えて割り当てることも可能ですが、色々とキーマッピングを試行錯誤した結果、\キーにBackspace機能を割り当てすることに落ち着きました。
キーの見た目と、動作が一致しないのは、本意ではないのですが、\と同幅の1.75?2u?サイズのBacspaceキーは調べたところ恐らく存在しない気がします。
回避策としてshift+\のコンビネーション時にバックスラッシュを入力可能となるよう、英かなアプリケーション側にキーマッピングを追加しました。
ごくまれですが、バックスラッシュを使いたい時があるので、その回避策となります。

さらにBackspaceの上にDeleteキーがあることで、左右両方の文字削除ができるように対応。
他に使用しているのキーボードとの違和感も少なくなりました。
デフォルト位置(写真では↑に割り当て済み)のDelete位置は私には合いませんでした。
中央下段の特殊キーについては、なるべくApple純正のUSキーボードと同様の配置になるように、内側から外側に向かって⌘Command、⌥Option、⌃Control、fnを配置しました。

Atom66は右Shiftに3種類の機能を割り当てすることができるのですが、どれもしっくりこなかったので、単機能のShiftのみとし、↑は単独で右端に配置転換。
そのために、Deleteは右上端へ引っ越しする形に落ち着きました。
余談ですが、Nizのキーマッピングソフトを利用するために、初めてWindows端末を導入しましたw
fnキーはキーボード独自機能向け?
Atom66での左右のfnキーはキーボード側に備わっている特殊キーの扱いのようで、LfnとRfnはAppleのキーボードビューアでmacOS側のfnキーとしては反応しませんでした。
それ以外のキーは常時キーボードビューアにて挙動を確認。
動作が確認できましたので、これで第一段階としては完成としました。
キートップ高さ合わせの難しさ
キーキャップについては、2種類を用意して現物合わせを試しましたが、不採用のキーキャップは100%フル用のXDA Profileで背が高く、Atom66のキー配置と高さに合わないものが多数発生したため、すべて不採用となりました。
採用となったものは、Cherry Profileのもので、R1(最も背が低いキー)に特殊キーが多く用意されているものが写真の通り、相性が良かったです。
残るデフォルトキーである、CommandとOptionキーを取り替えしたいところですが、1uの特殊キーが複数用意されているケースはほぼないため、捜索は難航しています。

Apple純正キーボードとの比較
参考として現在並行して使っている、Apple純正のBluetoothキーボード。
これとほぼ同じキー配置近づけることができました。
各キーの配置が均等なのと、矢印キーが適切な配置で、とても使いやすいです。
(パンタグラフ式MacBookに採用されている矢印キーは左右が大きくて使いにくい。)
このキーボードでも十分薄くて、持ち運びに向いていますが、スラスラ打つためには若干の押し心地の物足りなさを感じます。

アクリルカバーで防塵対策
おまけに、キートップの幅・奥行きにピッタリな61 64sizeのアクリルカバーもゲット!
外にも気軽に持ち出せるようになりました。

今回紹介したAtom66はこちら。
発売から年月が経過しているので、中古を含めて探す方が良いです。

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卓上に置きっぱなしのキーボードとしては、X99が満足度が高いです。
バッテリー付きで無線対応のProという新モデルが出ていますが、旧モデルのバッテリーなしで有線のみでも十分満足できます。

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