先日α7III + LA-EA3 + SAL70300Gにて野鳥の撮影に挑戦してみました。
条件としては、1/640での流し撮り。
日没に近い時間帯でしたが、AF-C+ワイドの設定にて非常に機敏に反応してくれました。
(写真はリサイズ&現像しています。)
トータルの感想としては、小鳥などのスピートの速い鳥はなかなか厳しいですが、鳩や白鷺など比較的ゆっくり羽ばたく野鳥に関しては、必要十分なAF追従でした。
α7IIIの実力を垣間見た一瞬でした。
LA-EA3使用時に気になる点としては、絞りを少しでも絞った場合だと絞りが作動するため、シャッター後のタイムラグが少し気になります。
その分、テンポ感が若干下がるのを特に連射時に感じます。
ただし、そもそも別のマウントのレンズで、ここまで実用的に動くのはユーザーにとっては有り難いことです。
また連写時の注意点としては、
AF-C時の優先設定:フォーカス優先
とすることで、ピントが外れることを防いでいます。
それ以外の設定「バランス優先」「レリーズ優先」では、フォーカスの精度が下がる傾向にありました。
今回α7IIIではカスタムボタンを「押す間カスタム設定呼出」という新機能があるため、AELボタンに呼出1を登録してみました。
撮影モード:シャッタースピード優先
シャッタースピード:1/640
ドライブモード:連続撮影
フォーカスモード:コンティニュアスAF
フォーカスエリア:ワイド
AFオン:する
この設定を入れておくと、普段はAF-Sで中央AFなどで静物を単写で撮りながら、とっさにやってきた野鳥をAELボタンを押しながら、瞬間的に連写することが可能になりました。
スナップを撮影する人間にとって、とっさに連写ができるようになるこの機能は大変有用です。
ちなみにMFレンズ装着時にも「連続撮影」は有効となるため、このボタンを押しながら連写が可能です。
AF-ONとAELの2ボタンは押しながらレリーズできる一等地にあるので、この2ボタンの使いこなしが重要になってくると思います。
AF速度についてはG2の方が間違いなく速いですが、価格的にはEマウントの望遠が射程に入りますね。
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