先日作成した洋楽30選の記事ですが、自分自身での反響が大きかったのでw、曲数も38曲に増やした後、邦楽部門も作成することにしました。
過去記事:2000年代マイナー洋楽ロック38選
邦楽の場合、インディーズ→メジャーというパターンが2000年代後半以降に特に増えたので、過去にインディーズであったバンドを対象に、選曲を行いました。
動画の選定基準はYoutubeの中で、ライブ版を最優先とし、その中で音質・クオリティが高いもの。それがなければMVを選定しました。
洋楽に比べるとライブ動画がほとんどなく、探すのに苦労しました。
年代の移り変わりとなるように、時系列昇順に並べ替えしてます。
注釈
・〜系の表記は私の独断と偏見により策定。
・お気に入り度は5点満点へ変更。
・カバージャケットのサムネはAMAZONリンクです。時間も経ってどれも安くなってますのでどうぞw
・常時動画の再生確認をしていますが、リンク切れなどありましたらContactからお知らせ下さい。
Brahman – New Sentiment (A Man Of The World/1998)
個性派メロコア系
お気に入り度:☆☆☆☆
1998年発表ですが、やっぱり私の中では外せないバンドなので選出。
昔、Voidのツアーあたりの時期に、新宿のライブに一度参戦しました。センター前列でマジで死ぬかと思った記憶があります。
nothing – Hi-Standard (Making The Road/1999)
王道派パンク系
お気に入り度:☆☆☆☆☆
日本のインディーズシーンにとって、ハイスタは欠かすことのできない存在です。
2000年以降出てきたメロコア・パンク系のバンドは、ほとんどハイスタのフォロワーと言っても過言では無いくらいの影響力を持ったバンドです。
ベースボーカルのバンドと言えば、自分の中ではビートルズかハイスタか、といった感じ。
Snail Ramp – A Pizza Already (Flesh Brash Old Man!/2000)
個性派パンク系
お気に入り度:☆☆☆☆
このバンドも外せない日本のインディーズ界の重鎮スネイル。
独特の歌声を持ったギターのAkioはもう居ないけど、まだまだ活動中。
パンクwith管楽器隊の走りだと思います。
Charcoal Filter – 孤独な太陽 (Panic Pop/2001)
王道派パンク系
お気に入り度:☆☆☆☆
「はじけよう」とか「Bernd-New Myself」が有名なチャコフィルですが、この曲が一番お気に入り。
Going Steady – 銀河鉄道の夜(さくらの唄/2001)
個性派パンク系
お気に入り度:☆
ハイスタによるバンドブームを加速させたのがゴイステです。
爽快感のあるハイスタ系とは対照的に、泥臭いロックを持ってきたゴイステやガガガSPなどもムーブメントには欠かせない存在でした。
B-Dash – ちょ(ぽ/2002)
個性派パンク系
お気に入り度:☆☆☆
めちゃくちゃ語の創始者。歌詞を音の一つとして使い始めた功績と、大型ビジョンとの同期でのライブを始めた功績は大きい。
Hawaiian6 – Light and Shadow (Souls/2002)
王道派メロコア系
お気に入り度:☆☆☆☆☆☆
ハワイアン6は私にとっては、特別思い入れの多いバンドです。
元々、ハイスタ界隈の音楽を聴き始めた時に、偶然このSoulsというアルバムのトラックをかけると、全身に衝撃が走るような感覚を覚えました。
ハイスタ系のキャッチーなメロディーの中に、昭和歌謡の切ないメロディーが組み合わさった感覚が、実に日本人的で心に響いたのです。
彼らのライブには計10回近く行ったと思います。
会場でいつも飛び跳ねていたのは私ですw
このバンドの素晴らしさは筆舌に尽くし難いものがあります。
ハイスタ系フォローワーの中では頭一つ抜き出て素晴らしいバンドです。
Holstein – Gently the rain sings for me (bandstarter/2003)
王道派メロコア系
お気に入り度:☆☆☆☆☆
上述のHawaiian6と路線はかなり近い感じですが、こちらの方がよりハードコアに近いバンドです。
Last Alliance – Rebel Fire (Tears Library/2003)
王道派メロコア系
お気に入り度:☆☆
このバンドも上述のバンドと同じ系統かな。
この時期はひたすらメロコア系にハマっていたので、同じ系統ばかり集まってます。
Lost in Time – 約束(群青/2003)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆
このバンドはわりあい直球のロックバンドかな。
動画はアコースティックバージョン。04:00あたりから曲が始まります。
retromaniA – 冥福を ~Rest in peace~(鳴り響く静寂と刻まれた影/2003)
王道派メロコア系
お気に入り度:☆☆☆☆
Youtubeで全然ヒットせず、ニコニコにも一つだけ音源ありました。
Hawaiian6とHolsteinとで、メロコア御三家と勝手に呼んでますw
どれも非常に近い音作りとメロディー。このバンドが一番知名度低いかな。
The Vickers – Don’ t Slow Me Down (Don’ t Slow Me Down/2008)
王道派ロック系
お気に入り度:☆
「Stab Your Back/2003」というアルバムに収載されている「Let’s Spend The Night Together」という曲を紹介したかったのですが、ネットで全然ヒットせずw
多分ライブ会場限定のアルバムだったと思います。
その代わりにこちらの曲(初めて聴いた)を紹介します。 コーラスが女子でかっこいい!!
WRECKingCReW – 滴(哀歌/2003)
個性派メロコア系
お気に入り度:☆☆☆
Hawaiian6以上に昭和歌謡っぽさが強いメロコアバンド。
特に男子女子のボーカルが常に入れ替わるので、なかなか面白いバンドです。
Wrong Scale – S.S. (Punk Rock Camp!! EX-VA/2003)
王道派メロコア系
お気に入り度:☆☆☆☆
動画は解散ライブの様子で、この楽曲ではありませんが、過去のオムニバス版に入っているこの曲と「End of pain」はかなり良いです。
Co-ganizm Orchestra – 2nd Life (ideogram/2003)
個性派ハードコア系
お気に入り度:☆
若干ブラフマンの雰囲気がありつつも、しっかりハードコアしてます。
locofrank – START (Up×Wall Special Sampler Vol.1-VA/2003)
王道派メロコア系
お気に入り度:☆☆☆
ライブ会場でもらった多分サンプルCDに相撲茶屋時代のStartが入ってた。
このバンドもベースボーカルで、ハイスタのフォローワーと思う。
昔コピーした曲。 珍しくHawaiian6のボーカルが入ってるバージョンを選んだ。
Asian Kung-Fu Generation – 振動覚(ソルファ/2004)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆
ここで、アジカン持ってまいりましたw
2004年のアルバムです。 普通なら「リライト」なんですが、聴き込んでいくとこの曲がやっぱかっこいい!!
Acidman – ある証明(and world/2005)
個性派ロック系
お気に入り度:☆☆☆☆
アジカンと同じくしてインディーズからメジャーへ躍り出たAcidman。
最初は「赤燈」「造花が笑う」「アレグロ」のトリプルシングルCDでのデビューだったように記憶してます。
特に造花が笑うは良くベースをコピーして弾いてました。
The Back Horn – 奇跡(ヘッドフォンチルドレン/2005)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆
権利者の○クターさんがガンガン動画を消しているようなので、動画ありません…
代わりにもう1つお気に入りの「声」のライブ動画を上げておきます。
NOB – Change (To The Winding Road/2005)
王道派メロコア系
お気に入り:☆☆
Hawaiian6にも通ずるところがあるメロコアバンド。
ボーカルが交通事故で亡くなって非常に残念です。
Straightener – Play The Star Guitar(Title/2005)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆☆☆
ライブ版はどれもクオリティ高いんですが、スピード感の良いこっちを採用。 3人でここまで出来るのはすごい。
椿屋四重奏 – 螺旋階段(薔薇とダイヤモンド/2005)
個性派ロック系
お気に入り度:☆☆☆☆
ボーカル中田さんの独特の歌い回しが癖になるバンドです。
他にも「紫陽花」がお気に入りです。
9mm Parabellum Bullet – (teenage)Disaster (Gjallarhorn/2005)
個性派ロック系
お気に入り度:☆
変速的なリフが特徴のバンドです。
BIGMAMA – CPX(short films/2006)
個性派メロコア系
お気に入り度:☆☆☆☆☆
メンバーにバイオリンが入ってる個性的なバンド。
若干HY的な匂いも感じます。
他にも「週末思想」とか面白い曲だと思います。
ellegarden – Salamander(Salamander/2006)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆☆☆
日本で初めて本格的な英語を歌詞に持ってきたバンドだと思う。
これまでのハイスタ系フォローワーとは一線を画した新しいUS系のロックバンドということでの存在意義は大きい。
Radwimps – 揶揄(RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜/2006)
個性派ロック系
お気に入り度:☆☆
このバンドも一時期流行りましたね。
個人的にはこういうキワモノ的な曲が好きです。
Under Graph – 言葉(素晴らしき日常/2006)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆☆☆
「ツバサ」で有名のアンダーグラフですが、これが個人的には一番お気に入り。
他にも良い曲が色々ありますが、今回は一番お気に入りのものを。
チャットモンチー – 真夜中遊園地(生命力/2007)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆
ライブ版が3つあったけど、この曲は初期の荒削りな感じの方が良いかなということで初期のものを。
Maximum the Hormone – 恋のメガラバ(ぶっ生き返す/2007)
個性派ロック系
お気に入り度:☆☆☆
恋の街八王子からやってきた下ネタハードコアバンドw
「恋のメガラバ」動画がないので、代わりのものを。
何回もライブ観る機会がありましたが、独特の世界観、B-DASHが始めためちゃくちゃ語を正統に継承してます。
サウンドは洋楽チックなヘビーな感じで、このあたりから日本のインディーズ音楽の潮流が徐々に変化していきます。
Local Sound Style – Carry On(Hope/2009)
王道派メロコア系
お気に入り度:☆☆
このあたりからあんまり音楽チェックしてないので、1年空きました。
メロコア系もほとんどチェックしてません。
Urchin Farm – Serruria (EST/2009)
個性派ロック系
お気に入り度:☆☆☆
ピアノ入ってます。テンポ良。
凛として時雨 – Telecastic Fake Show(just A moment/2009)
個性派ロック系
お気に入り度:☆☆
このアルバムは既にメジャーデビュー後ですが、一応インディーズ出身ということで。
ボーカルが異色の歌声のバンドです。
世界の果て – DOES(Singles/2010)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆☆
DOESの名曲。カラオケで歌いやすいキーです。
ONE OK ROCK – 完全感覚Dreamer(Nicheシンドローム/2010)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆☆☆
ワンオクも既にメジャーになりつつある時期の曲ですが、お気に入りなので、最後に入れておきます。
この動画再生回数470万超えです。
メディア露出なしでここまでデカくなった例はほとんどないんじゃ。
NICO Touches the Walls – サドンデスゲーム(Passenger/2010)
王道派ロック系
お気に入り度:☆☆☆☆
リフとかドラムロールとかちょっと変速的で面白いバンドです。
2000年代も後半になってくると、ほとんどメロコア系がなくなってますね。
玉石混交ですが、気になるバンドがあったら、是非聴いてみて下さい。
2018.01.04:追記
せっかくなのでspotifyでプレイリストにしてみました。
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