Apple「緊急セキュリティ対応」って命名変えません?

2023年5月2日より、最新のmacOS、iOS、iPad OSに関して、緊急セキュリティ対応のアップデートが新様式で開始された。

元々Appleはセキュリティアップデートを定期的にリリースしているが、それを細切れ、スピーディーにリリースして、ユーザーに提供したいというのが今回の趣旨なのだろう。
実際にこれら緊急セキュリティ対応バージョンは、次回リリースのセキュリティアップデートにまとめて収納されるようです。

iPhoneやiPadであれば、隙間時間1,2分の間で本体を再起動して終了するので構わないのだが、問題になるのはmacOS。
大規模な作業中であったり、運用の形式上、Mac自体をなかなか再起動できない場合がある。
果たしてその緊急アップデートは今すぐやらなければならないものか。

この仕様変更についてネット情報を探してみたが、結局のところ、Appleが肝心なセキュリティ対応箇所を公表していないため、その実効性がユーザーにはわかりにくい。
その割に「すべてのユーザーに推奨されます。」とか言われるのでたちが悪い。

英語だと「Rapid Security Responses」と呼ぶので、「先行セキュリティ対応」あたりの命名が良かったのではないか。
「緊急」と言われると、日本語の語感としては、かなり焦らされる気がして精神衛生上よろしくない。
AppleのOSはそもそも他のOSに比べると、セキュリティには定評があるのだから、もう少しユーザーフレンドリーなネーミングでも良かったのではないか。
目覚める度に「緊急セキュリティ対応」ってお知らせが来るのはちょっと嫌です。

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