先日フォトキナにて発表となったOlympusのM4/3用のレンズ群が、新宿のオリンパスプラザに展示してありましたので、全部試してきました!
(RAWから現像し、一部露出を+しています。)
まず目を引いたのが、新しいZuikoの12-100mmと25mmF1.2のPROレンズです。
どちらもデカい!w
標準レンズの12-40mm F2.8よりも更に直径が伸びています。
あと今回からフードが改良されて、ロック解除ボタンが右側の1ヶ所のみでかなり小さくなってます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
まずは12-100mm F4の実写から。
今回から、レンズ銘のフォントが大きくなってます。誰に対する配慮でしょうか。なんかダサイです…
50mm F4の開放ですが、しっかりパキッと写っています。
続いてテレの92mm F4
ボケもなだらかで綺麗です。
これは70mmの開放で。
ピンの来てるところはかなりパキッと写っています。さすがオリンパス。
最後はワイ端の12mmで。
開放だけでも十分いけそうです。
本レンズは本体とのシンクロ手振れ補正で、脅威の6.5段分の手振れ補正効果となってます。
この大きさで35mm換算200mmまでカバーしていますから、昨今の便利ズームとしては、最強クラスの仕上がりと言えるでしょう。
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
今回の発表で一番心胸躍ったのは、やはりこの超大口径レンズの登場です。
まさかの19枚という異常な枚数を組み込んだこともあり、直径がかなり長めです。
F1.2というピンの薄さではありますが、AFの精度はバッチリ来ています。
全て開放F1.2で撮ってみました。
この薄さ!たまりませんw
大口径レンズとしては、開放での色収差もかなり抑えられていると感じます。
満を持して登場した大口径レンズですが、ちょっと大型化しすぎて気軽に持ち出せるサイズ感でないのが残念です。
写りは良いのですが、既にNocton 25mm F0.95を使っている私としては、値段も2倍するこのレンズにはまだ触手は伸びません…
FL-900R
今回新発表となったフラッグシップモデルのフラッシュFL-900R。
やっと台座足部分が金属製になりました。
あと、いちいち動かす都度ロックボタン解除が邪魔くさい。誰が求めてるんだろう。
ちょっとサイズが大型化しすぎて、持ち出しづらいです。
FL-300Rの新型もお願いします…
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
今回密かに一番楽しみにしていたのが、このレンズ。
オリンパスの真髄は、この普及価格帯の単焦点に手を抜かないところなのです!w
大きさもご覧の通り。M4/3に大変マッチしております。
そして実写。最短でこの距離です。
さすが内視鏡のオリンパス!人だったら毛穴がバッチリ写りそうですw
ちょっとしつこいですが、この近さをご覧下さい。
脅威の35mm換算2.5倍まで寄れます!!!なんかホコリが凄いですw
M4/3で開放F3.5なんて全然ボケないと思ったら大間違い。
この点も織り込み済みで開発しているものと思われます。
私には十分なボケです。おみそれしました。
開放から安心した写りです。色収差も限りなく抑えられています。
同じくF3.5ですが、梟の目の合焦部分が見事に解像しています。
上の開放からF8まで絞りましたが、あまり変わってないように見えますw
口径食チェック。
開放が暗いこともあってか、かなり少ないと思います。
この距離でもボケます。
ということで、やはりオリンパスの真髄はマクロにあり?ということで、このレンズは近いうちに手に入れたいと思います!
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